防振HDDマウンタ(NineHundred静音化シリーズ1)
私のPCはNineHundredで、5インチベイに3.5インチのHDDを4台搭載しているんですが、結構振動が大きいんですよね。
NineHundredの鉄板が薄いせいで共振して出る、低周波音も気になります。
前々から何とかしたいとは思って色々と手段は考えてました。
- HDDを2.5インチに変更する。
- ケースを変更する。
- NineHundredのHDDケージをやめ、防振の5→3.5インチHDD変換マウンタを使う。
お金がかかるけど、一番有効なのは1かな。
振動を抑えられるので共振も抑えられるし、回転音も気にならなくなる(はず)。
ただし、3.5→2.5の変換マウンタが少なく、防振の物は出ていない模様。
最近安くなったとはいえ、それでも4台で4万近くかかる。
2は、物にも依るけど、頑丈なケースにすればそれだけ共振を抑えられる。
クーラーマスターのCOSMOSが良いなと思ったけど、大きすぎて部屋に置けないわ。
実は3をすると、前面の冷却ファン(12cm*2)を付けられなくなると思って、やってませんでした。
でも今回、前面の冷却ファンを付けられなくなる覚悟で、前から目を付けていた、Ainexの防振HDD変換マウンタを2つ購入して、試しに装着してみました。
この製品と他の防振HDDマウンタとの違いは、他の製品は防振ゴムを使用してはいるが、中をねじが貫通しているので、ケースとHDDが繋がることになるので、結局振動してしまう(はず)。
この製品は、HDDにねじ止めした防振ゴムが、5インチベイに取り付けるレールの間に通す形になっており、ねじとケースが触れ合わない設計になっている。
また、レール内に防振ゴムを通す形なので、前面からHDDカートリッジの様にスライドさせて引き抜くことも可能。
装着は簡単で、NineHundredの場合、HDDケージを抜いて中のHDDを外し、代わりに5インチベイにレールを取り付け、HDDに防振ゴムを取り付ける。
このときに注意だが、説明書に書いている穴を使用せず、隣に空いている穴を、5インチベイの一番遠い穴から2つ目に付けると丁度良かった。
出来るだけPC内部にHDDが収まる様にレールを取り付けないと、前面ファンが使用できない。
↓が取り付けた状態
上の2台がAinexの防振HDDマウンタ。
レールはミリねじで留める。付属のねじは強く回すと溝がつぶれて空回りする様になり、しっかりと止まらないので、手元にあった手回しねじを使用した。
ただし、市販のねじは長くてレール内部の防振ゴムまで届いてしまい、HDDが引き出せなくなるかもしれない。その場合はHDDカートリッジの様にHDDを引き出すのをあきらめ、レールごと取り外す様にすれば問題ない。
↓HDDケージと本体
HDDケージがない状態でも、メッシュパネルをミリねじで留めれば、ファンを固定することが出来た。
で、この製品の結果ですが、まだ2つ残っているので振動は無くなってはいませんが、かなり抑えられた様に思います。
逆にファンの音が気になりだして・・・。
NineHundredの場合、付属のファンも割とうるさくて、回転数を最低にしても回ってるのがはっきり分かる音がする。
ただ、前面ファン*2と背面ファンは青色のLED付きなので、LED無しにすると全然違うケースになりそうだなぁ。
オレンジLEDとかがあったらいいのにな~と思うけど、やっぱり青が無難かな。
でもこれもなかなか売ってなかったりする。
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*静音化ネタがしばらく続きそうなので、シリーズにしてみました。
静音化に向いているとは言い難いNineHundredをいかに静かに出来るか・・・。
ちなみに裏蓋の共振は、裏蓋を止めている手回しねじを少し緩めてやると収まりました。強く締めればいいってもんじゃないということか。
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