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2008年12月 4日 (木)

ファンレスグラボGV-R485MC-1GH(NineHundred静音化シリーズ6)

ギガバイトのファンレスグラボ、GV-R485MC-1GHをやはり購入してしまいました。

Ca370185

上が、今まで使用していた同じくギガバイトのGV-NX88T512HPで、下が今回のGV-R485MC-1GHです。

板のサイズが大きい上に、ブラケットが2段なので、さらに大きく見えます。

GV-NX88T512HPは、ちょうど1年前に購入した、nVidiaのGeForce8800GTを搭載した製品で、デフォルトでオーバークロックされているモデルでもある。(以降8800と表記)

今回のGV-R485MC-1GHは対極に当たる、ATIのRadeonHD4850を搭載した製品です。(以降4850と表記)

Ca370186

昔使っていた、ATIのRadeon9800やX1950Proも大きなカードだったけど、 これも匹敵する大きさで、ミドルタワーだと確実に取り付けるのに苦労する。

取り付ける際に何かチリチリ音がするなと思ったら、外に張り出したフィンがケースに接触して曲がってしまっていた・・・いきなり傷物・・・orz

Ca370187

うちのHDDは先日全て2.5インチに交換したので割と余裕ですが、3.5インチだと苦労するのは必至。

Ca370188

下からの写真。こんな構造なんで、横から風を当てる事が可能。下から風を当てるために色々とブラケットやファンなどを探してみたけど、良い物が見つからず。

グラボを冷却するためのスロットに搭載するファンはあるにはあるが、どれも4ピン接続で回転数が帰ってこないので却下。

私の次の目標は、ファンコンの4ポート全てにファンの回転数を表示させる事だ!

Ca370189

前のグラボではGPUの裏側にテープで留めていたけども、今度のやつは丁度挟む事が出来る様になっていたので、折りたたんだ紙と一緒に挟み込んで 留めた。

ボードの表面はコーティングされているので、テープで留まりにくい。チップもあるし。

*------*

取りあえずベンチマークを計ってみたんですが・・・意外や意外、前の8800と数値がほとんど変わらない。

8800がオーバークロック版だったという事もあるでしょうが・・・。

4850がもっと遙かに速いもんだと思っていたのでプチショックです。

ただ、決定的に違うのは「画質」。

画質は明らかに4850の方が良い。4850の方が発色が良く、鮮やかで、さらに柔らかい感じを受ける。

以前使っていたATIのRadeonX1950ProからnVidiaのGeForce8800GTに変えた際に感じた違和感というか、明らかな画質の違いを再び感じた。

GeForceの作りは、明らかにコンピュータグラフィックスだ!という作りに思える。言ってみれば、少し冷たい感じですね。(色温度の違いだけなら調整すればいい話だが?)

私の使用してきたグラボの経歴は、少し昔から行くと、

  1. ATI Radeon9800          Hi-Mid
  2. nVidia GeForce7600GS Mid
  3. ATI RadeonX1950Pro   Hi-Mid
  4. nVidia GeForce8800GT Hi-Mid
  5. ATI RadeonHD4850      Hi-Mid

となるので、見事に交互ですなぁ・・・。

昔はそんなに気にならなかったけど、1950Proと8800GTの差は明らかだったな。

昔から、グラフィック的にはATI、ベンチマークはGeForceって言われているが、それは間違いないと思う。

いつもATIの方が微妙に高いし、標準はあくまでもGeForceなので、スペック上はGeForceなのは間違いない。

どっちが良いかっていうのは人それぞれだし、傾向は同じでもその時その時で状況は変わる。

前回はコストパフォーマンスの良い8800GTを選んだが、今回はATIの画質を選んだだけの事。

そういえばその前もコストパフォーマンスの良いX1950Proを選んだんだった。

画質についてはそんなに気にしてなかった事もある。

で、RadeonHD4850もやはりコストパフォーマンスは良いらしい。

実際に、去年購入した8800GTのオーバークロック版(35,000円)と先日発売された4850の割高版(23,000円)とがほぼ同じスコアという事が物語っている。

ただ、本音は8800GTのオーバークロック版よりも少しでも上のスコアをたたき出して欲しかったのは言うまでもない。

*------*

でもまあ、ATI RadeonHD4850に交換したメリットもあります。

それは、画質が良いのと、1360x768がデフォルトで出力できるという事。

1360x768というのはテレビをパソコンモニタとして使った場合に使用する、特殊な解像度です。

X1950Proでずっと1360x768で使ってたのに、8800GTに変えたら使えなくなったんですよね。

1360と1280では80しか違わないけど、実はその80ドットが大きく違うんです。

GeForceでもカスタム解像度を作る事は出来るんだけど、デフォルトではないためか思う様にいかないわけです。

たった80ドットについて、例えばPSU等のオンラインゲームをウィンドウモードでプレイするとします。(当然、裏には攻略サイトを開いてあるわけです。)

横幅が1280ドットの画面に1280ドットのソフトを表示すると、裏の画面を呼び出す際に、横にずらす必要があります。

左端にたった80ドットでもあれば、クリックするだけで裏画面を呼び出せますよね。

テレビをフルに使えるという点だけでもATIを選ぶ価値はあります。

*------*

長くなったのでこの辺で終わろうかな・・・。

ベンチマークや温度については検証に時間がかかるので、次回ということで。

つづく

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