IntelのSSDベンチマーク
会社のMさんにIntelのSSD(SSDSA2M080G2GC)2台を格安で譲って貰いました。
4台持ってるうちの3台を私と別の人に譲ったわけですが、良かったんだろうか・・・。
現時点で最高級のSSDのはずだけど。(最新ではないですが)
現在私のPCでは2.5インチのHDD 2台でストライピング(RAID0)しているのですが、使用している容量が100GBちょっとで、80GBのSSD1台じゃ入りきらないので2台譲って貰ったわけです。
IntelのSSDは高性能なので1台でも能力的には十分なのですが。
↓単発でのベンチマークです。
↓ストライピング時のベンチマーク。
Core2DuoE8500、MEM4GB、Vista32bit、ICH10Rで。
↓ちなみに、過去掲載の2.5インチHDD(HTS723216L9A360)*2でのストライピング
↓さらに3.5インチHDD(HDP725025GLA380)*2でのストライピング
↓おまけで、大分前に紹介したSiliconPowerの(SP032GBSSD650S25)*2でのストライピングデータ(1年以上前の古い物ですが、それでもHDDよりずっと早い。)
IntelSSDのストライピングは驚異的な数値です。
特にランダムリード/ライト(512k、4k)の数値がすごい。
半年ほど使い続けているVistaのシステムをそのままバックアップ&復元したんですが、大分快適になった気がします。
シムズ3の起動の速さが一番実感できるかもです。(起動時のムービーをクリックで飛ばした瞬間から、キャラクター選択画面表示まで(つまりバーが左から右に一杯になるまでの間)が36秒ほどです。・・・まだ36秒もかかるのか。シムズ3本体とWAと最新パッチ適用済みの状態)
(まあ、メインメモリにキャッシュされちゃえばSSDでもHDDでも変わらないんですけどね・・・)
あと、当然ですが静かです。(静音志向者にとっては、これが一番大事ですね)
データドライブ(2.5インチのHDD2台でのミラーリング(RAID1))は健在ですが、それでもアクセスしなければいずれ止まるので。
SSDは良いことずくめなんですが、ちょっと金銭的に厳しいのがねぇ・・・。
↓IntelSSD現在最新のBOX版のアマゾンでの値段です。左から80GB、40GB、160GB。40GB版は容量以外に性能的に半分くらいになります。
ノート用にもう一台欲しいな~なんて。
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改めてシムズ3の起動時間を計測したところ、以下のようになりました。
上記の起動時間ですが、HDDは34秒、SSDは23秒となりました。
その後の街を起動するまでの時間ですが、HDDは19秒、SSDは20秒となりました。
1秒くらいは誤差の範囲でしょうかね。
36秒→23秒について、変わったことと言えばReadyBoostはもう要らないかなと思ってUSBメモリを外して計測したということくらいなんですが・・・。(今回はHDDもSSDもReadyBoostなしです)
→ReadyBoostとは、低速なハードディスク内のよく使うデータをハードディスクよりは高速なUSBメモリにキャッシュ(記憶)させておき、ハードディスクにアクセスがあった際に、USBメモリ内のキャッシュにヒットすればUSBメモリから読み出し、ヒットしなければハードディスクから読み出すシステムです。ちなみに使用するUSBメモリは何でも良いわけでなく、出来るだけ高速なReadyBoost対応USBメモリが良い。必要な容量はメインメモリと同容量となっています。Windowsが起動すると、ハードディスクからUSBメモリに順次書き込まれていきます。
ReadyBoostのキャッシュ内容についてはブラックボックスなわけですが、ReadyBoostにキャッシュされる内容がWindowsのシステム以外のファイルも含まれるとして、VistaがSSDを”ハードディスク”として認識している以上、高速なSSDの内容を低速なUSBメモリにキャッシュしてしまう事はあり得るんじゃないかと思います。
(USBメモリに転送される内容は、ハードウェアモニター(だったかな?)で一応確認は出来ます)
まあ要は、システムやアプリのインストール先がSSDだった場合、逆に遅くなるんじゃないかという事です。
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