スピーカケーブルを8470に交換してみたが
>前回の続きです。
ベルデンのケーブル8470と、バナナプラグAT6302が届いたので、早速繋いでみた。
↓先端の被覆を数ミリだけ剥がす
↓AT6302の下パーツに通して、折り返す。
↓後は上パーツにねじ込んで、キャップを付けて終わり。
このバナナプラグは、端子の付け根に、赤と白のシルク印刷がされているんですが、アンプが赤と黒で、ケーブルが白と黒なので、どう統一するか、ややこしい。
私は取りあえず、プラグの色は無視して、アンプの黒とケーブルの黒を接続する事にした。
(なので、黒ケーブルの先が白プラグだったり、赤プラグだったり、私も結構いい加減だなぁと思う)
ベルデンの8470は、今まで使用していたDENONのAK-1000と比べると、線自体が細く、そのまま下パーツに通り、余裕もある。
AK-1000は下パーツに通らないので、被覆を削る必要があった。
8470は、芯線一本一本が太く、堅く、本数が少ない。
AK-1000は、芯線一本一本が細く、柔らかく、本数が多い。
8470は、いわゆるツイストペアケーブルで、ノイズが乗りにくい。はず。
どちらが良いかは分からないけど、以前読んだ記事では、電気は線の周りを通るので、細い線が沢山ある方が良いという事だった。
まあ、それでAK-1000を選んだわけです。(8470の存在は知らなかった。)
で、AK-1000と交換して、聴いてみたけど・・・?
全く違いが分かりませんでした。
本当に全く違わない。
1ミリも違わない。
多少は違う事を期待していたんだけど・・・orz
まあ、買ってきてすぐだし、エージングもされてないし・・・と思ったけど、買ってきた時点で今までのケーブルと同じって事は、エージングも何もないわな。
スピーカケーブルにしても、バナナプラグにしても、やっぱり、スピーカやアンプを交換するほどには、明らかな違いは無いようですね。
プラスにもマイナスにも。
まあ、あんまり高い製品を使っているわけでもないので、偉そうな事は言えませんが。
で、ここで終わってしまうとどちらかが無駄になっちゃうんで、どうせ同じ音のケーブルが2セットあるんだったら、前からやりたかったバイアンプにしようと思って。
バイアンプと言ってもアンプが2台あるわけじゃなく、DENON以外のアンプにもある機能かもしれないけど、通常のフロントLRをウーハ側に使用し、サラウンドバックをフロントLRのツイータ側に使用して、疑似バイアンプと言いますか、そんな事が出来ます。
バイアンプの効果については、すみませんが詳しいサイトで調べてください。
バイアンプ駆動するのは簡単です。
○まず、7.1ch全てを使用していたら出来ません。2chや5.1ch編成で、サラウンドバックが未使用であること。
○フロントスピーカが、バイアンプ対応のもの。↓の写真参考。4本個別に使用できる。
ジャンパがあったら、外します。
○フロントLR用のケーブルを計4本用意する。
全く同じ長さを4本用意するのが良いです。
本当は全く同じケーブルを4本が良いと思うけど、今回は事情によりツイータ側とウーハ側は違うケーブルです。左右で違うケーブルを使うのはやめた方が良いです。この場合だと、左がAK-1000の2本で、右が8470の2本という繋ぎ方。
○フロントLRとスピーカのウーハ側(下の2つ)を繋ぐ。
○サラウンドバックと、スピーカのツイータ側(上の2つ)を繋ぐ。
ケーブルを直接繋ぐ場合、プラスとマイナスが接触しない様に気をつけます。アンプのヒューズが飛ぶかもしれない。
バナナプラグで繋ぐ場合は、必ず付属のキャップを付けます。付けなくて良い物はそれで良いですが。
○後は、アンプの割り当てをバイアンプに設定します。(機種によって違うかも)
↓スピーカ側はこんな感じ。上の2本がAK-1000で、下の2本が8470です。
効果の程はと言うと、う~ん、何て言うんだろう。
威力が上がって、メリハリが効いた気がする。
ただ、最初は何だか高音と低音のバランスが悪くて何か気持ち悪かったけど、しばらく聴いているうちに、良くなった。
今まで使った事の無かった、サラウンドバックのエージング?
ただ単に慣れただけ?
慣れたら、特に違和感もなく、別に普通・・・。
(今にして思うと、どうやらモニターのスピーカからも音が出てて変に聞こえたんじゃないかと思う)
抜いたり差したりするためにバナナプラグにしたんだけど、それでも結構大変でした。
抜いて差して聴いて、抜いて差して聴いて・・・。
もう、しばらくはこのままで良いわ。
前回と今回色々やったけど、私が思ったのは、結局のところ、そこそこ評価の良い低価格のケーブルを、スピーカの本数分だけ、アンプと直結する。
だけ。
シンプルが一番良い気がする。
高価なスピーカとアンプを使用するとまた変わってくるのかもしれないけど、そこそこのスピーカとアンプで、そこそこ良い音で聴けたら良いという、あんまりこだわらない人なら。
バナナプラグも便利だが、無理に付ける必要はない。
が、付けたからといって、明確に音が悪くなるわけでもない。
ただ、こういう工作って楽しいですよね。
機能があるから使ってみたいとも思うし。
やってもあんまり意味がなかったかもしれないけど、それもやってみたから分かった事だし、何より楽しかったから、いいや。
そう思える人なら、やってみた方が良い、とも言える。
↓下は8460の5mと、8470の10mなので、お間違えなく。他にも20mとかもあるみたいです。2mまでなら8460が良く、それを越える場合は8470が良いそうです。
↓バナナプラグ
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